2010/10/29
死後のコンサート映画『THIS IS IT』の昨年の大成功に続き、MICHAEL JACKSONの音楽が今度は「THRILLER」の映画バージョンの中でスクリーンにお目見えしそうだ。GKフィルムスがこの歌の長編映画化の権利獲得を交渉中だという。
『THIS IS IT』や映画版『HIGH SCHOOL MUSICAL』を手がけたKENNY ORTEGAが監督を務め、『THE
HANGOVER』のライター、JEREMY GARELICKが脚本を書くらしい。映画のプロットは、画期的だった1983年の「THRILLER」の音楽ビデオでナレーションを務めたVINCENT PRICEを中心に展開すると噂されている。
リアル・エフェクツ・エンターテイメントによって売り込まれている映画は、フォックス2000やサミット・エンターテイメント、マンデイト/ライオンズゲートなどのスタジオの興味をも引いているという。プロジェクトには最低でも5000万ドルの予算が組まれることになりそうで、それは13分の「THRILLER」のビデオにかかった50万ドルの100倍の額である。
映画化はゾンビをテーマにした「THRILLER」のビデオをより大きなスケールに作り直す初めての試みではない。2009年6月の死の5ヶ月前、 JACKSONはこの権利をネダーランダー・オーガニゼーションに売却し、ミュージカル・シアターの作品にする計画を発表していた。
「THRILLER」映画化に合わせ、CIRQUE DU SOLEILがJACKSONの音楽を使ったふたつのライブ・ショーを2011年と2012年上演を目指して制作中だ。
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